こんにちは。マイナビのスキイキ広報担当です。
あっという間に11月も半ばを過ぎ、今年もいよいよ終わりに近づいていると感じる今日このごろ。そんななか、新しい働き方に関するニュースが飛び込んできました。

今回は、働き方に関するニュースを取り上げつつ、これからの組織のあり方について考えたいと思います。ぜひトレンドを知る機会にしていただけたらありがたいです。

電通が一部正社員を業務委託として個人事業主化

今回取り上げるニュースは、「電通が一部の正社員を業務委託契約に切り替え、『個人事業主』として働いてもらう制度を始める」というもの。
副業解禁というニュースは珍しくないものの、こういった形はなかなかありません。改めて制度について整理してみました。

電通は、2021年1月から実際に適用していく方針で、制度開始のタイミングで全社員のうち約3%にあたる230人が個人事業主に切り替わると言います。電通という業界最大手の新制度を導入すること、また他社とも仕事ができる業務委託という雇用形態となることもあり、かなり注目されているのを感じます。

みなさんはこのニュースを見たときにどういった考えを持つでしょうか？「もし自分の会社でこういった制度ができたら」という視点で考えてみるとより自分事として捉えられるのではないでしょうか。

個人と企業それぞれのメリット課題とは

今回のニュースが話題になったとき、スキイキの広報チームでもさまざまな意見が出ました。やはり、働き方やキャリアについて普段から接する機会も多いこともあり、色々な見方ができると考えているようです。

そこで、スキイキ広報チームが思う、この制度についてのメリットと懸念点を客観的にまとめてみました。

メリットを挙げるとすればこの2点が大きなところです。個人としては、今まで組織の中だけでは難しかった他領域の仕事に取り組むチャンスができるのはいいところ。これまでの経験やスキルも活かしながら、その周辺の仕事に挑戦したり興味のあった分野に携わったりできるというのはかなり魅力的な機会とも言えるのではないでしょうか。

また、企業側としても、従来の縦割りの組織ではできないような部門横断的な動きを、業務委託の人の関わりによって促進していけるのはメリットとなります。

一方、課題や懸念点も考えられます。

やはり40代以上という年齢の区切り方は少し気になるところ。また、業務委託へ切り替え後も社内で行う業務も多く、一緒に働く人たちのなかで従来の関係性が崩れる可能性も考えられます。
指揮命令系統が曖昧になったり、制度上できることとできないことが生まれてしまったり、新たな課題が出てくることも想定しておく必要がありそうです。

これからの組織やチームは“相互理解”が鍵を握る

このように正社員から業務委託へと契約形態が変わると、組織やチームのあり方も変化していきそうです。
社内でもさまざまな人材が活躍していくうえでは、契約形態に関係なく、お互いのバックグラウンドや働き方の違いを理解していかなければなりません。

自由な働き方ができるということは、さまざまなチームが生まれ、そこでスキルを活かしていけるというメリットがあります。その分、コミュニケーションの重要性が増しますし、チームを自分自身で作っていくという意識を持つ必要も出てきます。

従来の縦型のチームではなくフラットな関係だからこそ、組織のリーダーだけがチームを引っ張るのではなく皆でチーム作りをしていくことが今後求められるのではないでしょうか。

スキイキを活用して、さまざまな経験を持ったメンバーが集まったときにも同様のことが言えると思います。
新たな働き方から、新たなチーム作りが生まれるのは興味深いものです。ぜひみなさんもアンテナを張ってみて、チーム作りを考えるきっかけにしてくださいね。

＊　＊　＊

いかがでしたか？

今回のnoteでは話題のニュースを取り上げ、組織やチームのあり方に焦点を当ててみました。
また、労働生産性とチームビルディングに着目したマッチングプラットフォーム『スキイキ』もぜひチェックしてみてください！

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