ミッションを達成するには、”適切な組織設計”が肝心?チームの適正人数と考え方
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ミッションを達成するには、”適切な組織設計”が肝心?チームの適正人数と考え方

こんにちは!スキイキ広報担当です。11月に入り、いよいよ年末に向けて追い込みを始める時期かと思います。

さて、今回は「適切な組織設計」について取り上げます。
「チームの人数が多く、一人では管理しきれない」「業務遂行が遅れており、誰かに参画してほしい」などの悩みを抱えているプロジェクトマネージャーの方は多いと思います。
組織で成果を出すためには、適切な組織設計やマネジメントが必要ですが、チーム人数が多いからといって成果も最大化できるとは限りません。
そこで本記事では、チームの適正人数の考え方と、それを踏まえたチーム作りの方法をご紹介します。

マネジメントできる適正人数は何人?

チームの適正人数の話の中で、よく取り上げられるのは「スパン・オブ・コントロール」という考え方です。直訳すれば、「コントロールできる範囲」という意味になり、一人が直接管理できる人数には限界があるという経営学における概念です。もともとは、軍隊を編成する際の考え方とも言われています。

「スパン・オブ・コントロール」の限界を超えてしまった組織やチームでは、成果があがるどころか、悪影響を及ぼしてしまうとも言われています。そのため、一般的に企業ではこの理論を前提に、社長をトップとして、様々な部署やチーム、中間管理職を置く階層的な組織構造を作っています。

また、1つのチームの適正人数(1人が管理できる人数)は、5~7人、最大でも10人程度であることが、様々な研究結果で明らかにされています。
たとえば、米・Amazon社のCEOであるジェフ・ベゾス氏は「2枚のピザ理論」を提唱しており、1つのチームの適正人数は2枚のピザが分けられるまで(最大8人)と定義しています。

ただ、昨今のフリーランス・副業の広がりやテレワークの普及による職場環境の変化などに伴い、業務プロセスを詳細に管理することは難しくなっているため、目標の達成度や仕事のパフォーマンスを注視したマネジメントが必要とされています。
そのため、従来のような組織体制の中での管理や評価、育成を前提としたチームの適正人数は、必ずしも正しいとは言い切れなくなってきています。
現状の組織やチームの目的・特性に合わせて体制を整える必要があると言えるでしょう。

チームの適正人数はミッションによって決まる!考えるべき2つの組織タイプ

ここで自分のチームだったら、「適正人数は何人なのか?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。自分自身のチームの適正人数を具体的に設定する上では、何となく5~8人とするのではなく、その組織・チームに「どのようなミッションを期待するのか?」という前提を明確にすることが重要です。

これは、ミッションによって組織のタイプが異なり、最適なメンバー数にも違いが出てくるためです。①課題解決型組織(明確な答えがない課題解決がミッション)、②オペレーション型組織(定型業務の遂行がミッション)と大きく分けられます。

①課題解決型組織

「何を、どのように、いつまでに実施するのか」といった具体的なプロセスをゼロから決めていく必要がある組織を指します。メンバー間の連携が多いため、チーム人数は少ない方が理想的で、フラットな組織が求められます。人数を増やしてしまうと、メンバー間の意思疎通を細かく行なうことが難しくなり、フットワークも重くなるのが特徴です。例えば、期間限定のプロジェクトチームがわかりやすいケースでしょう。

②オペレーション型組織

日々実施する業務内容、サイクル、工数がルーティン化されている組織を指します。チーム人数が多くなってもある程度対応でき、いくつか階層を作ることで意思決定が早くなり、より機能します。例えば、経理などの組織がこれに該当します。

このようにまずは、組織のタイプを把握して、①の「課題解決型組織」であれば4~7人程度の人数でコミュニケーションを行ないやすいように、②の「オペレーション型組織」であれば最大15人程度を目安とし、サブリーダーを置くなど指揮系統をわかりやすくするようにしていくと良いでしょう。

適正人数に合わせたチーム作りのためには、外部人材活用が有効!

自分のチームの適正人数を設定した後、現状の人数とのギャップに悩む場合もあるかと思います。そこで、適正人数を踏まえたチーム作りの方法を状況別に2つご紹介します。

ケース①チーム人数が多い場合

先述した「スパン・オブ・コントロール」を超えてしまい、マネジメントが行き届いていないという状況です。この場合、マネージャー(管理職)の人数を増やし、メンバーの人数とのバランスを最適化する必要があります。

ただマネージャークラスの人材の育成は難しく、すぐに確保することができないという企業・プロジェクトも多いでしょう。
そこで有効なのが、「管理職を外部人材に業務委託する」という方法です。近年、人材形態や働き方の多様化により、マネージャーは目標達成のために個々のメンバーが力を発揮しやすい環境を整える役割を担うことが増えてきています。
マネジメントスキルを持った外部人材にサポートとして入ってもらうことで、メンバー間のコミュニケーションが円滑になったり、スムーズなディレクションを行なえることで、成果につながると考えられます。

管理職の業務委託のニーズが高まっている背景と、外部人材に任せる際に注意すべきポイントについては、過去記事でもご紹介していますので、ぜひご一読くださいね!

ケース②チーム人数が不足している場合

この場合は、早急に不足しているポジションに応じた人材を確保しなければなりません。まずはミッションに対してどんなスキル・ノウハウを持った人材が必要なのかを明確にします。
その後、人材獲得に向けて動いていく流れですが、この場合でも外部人材の活用を視野に入れると良いでしょう。

特に、専門性が求められる業務の場合、教育や研修を通じて社員を育成する必要があり、技術や知識が期待するレベルに達するには時間がかかってしまいます。しかし、豊富な知見を持つ外部のプロ人材を活用できれば、専門性の高い業務もスムーズに進めることができ、事業の成長に結びつけられるでしょう。また、外部人材と協働することで、彼らが持つ高度なノウハウを社内に蓄積することができ、チーム全体の成長にもつなげられると考えられます。
このように外部人材活用は、より高い成果につなげていくために、メンバーが相互に連携しながら成長できるチーム作りにも大いに役立つでしょう。

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いかがでしたか。
プロジェクトやチームで成果を出すためには、適切な組織設計が欠かせません。管理職や豊富なスキルを持つプロフェッショナル人材の不足を解決する手段としては、外部人材活用も一つと選択肢となりえます。
私たち『スキイキ』のようなマッチングプラットフォームも活用しながら、ミッションに応じた最適な人材を獲得し、チーム作りにつなげてはいかがでしょうか。

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