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withコロナ時代、働き方への意識はどう変わる? ~フリーランス編~

こんにちは。マイナビのスキイキ広報担当です。
10月も気付けばもう後半になり、厚手のスーツや軽い上着を着始めた方も多いと思いますが、みなさん衣替えは済みましたか。
季節の変わり目、体調管理には気を付けましょう。

さて、前回のnoteでは、週休3・4日制について書きましたが、

今回はwithコロナ時代に働き方への意識はどのように変化しているのか、フリーランス側の様子から探っていきたいと思います。
ぜひ最近の状況をチェックしていただけたらと考えています。

withコロナによって日常的業務に支障が?

フリーランス協会が今年5月に行った『コロナ禍での フリーランス・会社員の意識変容調査』によると、新型コロナウイルスの感染拡大によってフリーランスの約9割近くが業務に影響があったと回答したようです。
企業活動全体へ大きく影響を与えたのはもちろんのこと、フリーランスへの影響も少なくなかったことがうかがえます。

具体的にどのような影響があったのかを見てみると、下記が大きく挙がっています。

・取引先の業務自粛による取引停止
・自身の業務自粛
・客数の減少

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また、フリーランスの働き方における課題の認識もコロナ前後で変わっており、「収入が安定しない」「社会的な信用を得るのが難しい」という課題は従来から依然としてあるものの、「仕事がなかなか見つからない」「他人とのネットワークを広げる機会が少ない」という点を挙げる人がより増えたといいます。

やはり、企業から委託される業務量が減っているなかでは、仕事がなかなか見つからないケースも増えおり、外出自粛期間も相まって、さまざまな人とネットワークを広げて仕事を受注するというような機会も減ることで、課題となって浮かび上がってきていることがわかります。

従来では企業と個人(フリーランスなど)の取引機会というのはいわゆる“付き合い”から始まるものも多かったですが、それだけでは難しくなってくる兆候が見え始めています。

テレワークはどのくらい活用され始めた?

さて、働き方という観点でコロナ前後で大きく変化したことといえば、やはりテレワークが導入されたことでしょうか。政府主導のもと外出自粛が呼びかけられ、企業の中では早々にテレワークへと転換したところも多いのではないかと思います。

会社員の方は、コロナをきっかけに初めてテレワークを活用した方が4割ほどいたようです。
一方、フリーランスとして働いている方に関しては、コロナをきっかけにテレワークを新規で活用した方は2割未満で、コロナ前にすでにテレワークを活用していた方も5割以上いたという結果でした。

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会社員の方の場合は特に、初めてのテレワークに戸惑ったり、普段の仕事との勝手の違いを感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
元々フリーランスの方は、働き方の手段としては戸惑いを感じた方はそれほど多くなかったのではと思われます。人によってはもともと事務所(または自宅)で常に1人で作業しているので普段とあまり変わらなかったという方もいたようでした。

このあたりの感覚はフリーランスの方によっても職種で異なる面も大きいでしょうが、テレワークを柔軟に活用している場合と未活用の場合では、未活用の場合のほうが収入が減ってしまったというケースが20%も多くあることからも、外部環境の変化に対応できたか否かによって業務や収入面への影響度合いにも大きく差が出ているようです。
こうなってくると、単純にどっちが良いという話ではなく、組織単位でも個人単位でもゆくゆくは死活問題にもなり得ます。

フリーランスの働き方と今後

さて、ここまでコロナの前後でフリーランスの業務への影響や、テレワークの活用状況について見てきましたが、
現状フリーランスで仕事をしている人で、コロナ後も継続してフリーランスとして働いていきたいと考える人は同調査結果で85%を上回っています。

コロナ禍でフリーランス全体の働く時間が減少し、収入が減ったという現状もありますが、
フリーランスのワークスタイルについては、より働く時間や場所の自由がきくこと自分の得意な技能を発揮できることに魅力に感じている方が多くいるようです。

テレワークに代表されるような、時間や場所を選ばないワークスタイルはコロナ禍を経てますます一般化していきそうです。
ここ数年の副業・兼業推進の流れや、プロジェクト型のワークスタイルが徐々に浸透していくと予想されていることからも、withコロナの時代には、雇用・非雇用にかかわらずフリーランス・パラレルキャリア的な自律した働き方を志向する人が一層増えていくのではないでしょうか。


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いかがでしたか?

フリーランスという働き方は、外部環境の影響も受けやすいものですが、今後加速していくであろう、自由度の高い働き方ということでフィットする可能性を感じている人が多くのだということが見えてきます。

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