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【2021年まとめ】人材関連で話題となったテーマを振り返る!

こんにちは!スキイキ広報担当です。
いよいよ2021年も締めくくりの時期ですね。仕事納めをしたという方も多いのではないでしょうか。

さて、今回は総集編として、「2021年に人材関連で話題となったテーマ」を取り上げます。
2021年も新型コロナウイルス感染拡大の影響により、働き方の多様化や経営改革など、様々な変化が生じた一年でした。そのような外部環境の変化が激しかった人材関連のトレンドを押さえながら、今年『スキイキ』でも話題となったテーマを整理していきます。

2021年の人材関連のトレンド

まずは2021年に人材活用や組織作りで話題になったテーマを3つ振り返ります。

【テーマ①】ダイバーシティ&インクルージョン

「ダイバーシティ」は、「多様性」という意味ですが、性別や年齢、国籍、文化、価値観など、様々なバックグラウンドを持つ人材を活用することで新たな価値を生み出すことに力を入れる企業が増えてきました。グローバル化や顧客ニーズの多様化に対応し、企業が成長していくための戦略としてより注目度が高まっています。

また、「インクルージョン」は、「受容」という意味ですが、多様性のある人材を受け入れ、お互いに認め合いながら同じ方向を目指していく組織作りを指します。例えば、副業やフリーランスなどの外部人材は社員と異なる働き方や、様々な仕事を横断的に行なっている点からも、企業に刺激を与える多様性の一つになり得ます。人材の雇用形態に関わらず、個々の能力を発揮させるためには、インクルージョンが今後さらに重要になってくると言えます。

ダイバーシティによって多様な人材を受け入れ、インクルージョンによって一人ひとりが積極的に参加する機会を創り、個々の力を最大限引き出すことで、イノベーションの創出が期待できるでしょう。

【テーマ②】リモートワーク制度

近年、働き方改革が推進される中で、既にリモートワークを導入している企業はありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策として重要度が高まりました。状況が落ち着き始めた現在でも、多くの企業でリモートワークが継続されています。今後も、従来のオフィスに必ず出社するスタイルに完全に戻るわけではなく、「リモートワーク制度」としてスタンダードになっていくことが予想されます。

また、人材サービス企業であるランスタッド株式会社が行なった「エンプロイヤーブランド・リサーチ」によると、就職先選びで重要視する基準において、「賃金・ベネフィット」「快適な職場環境」に次いで、「リモートワーク・フレックスタイム制度」が第3位になっています。柔軟な働き方を推進している企業が注目される傾向が高いことがわかりますね。優秀な人材を活用したいと考える企業側にとって、多様な働き方や人材形態を受け入れることがさらに重要になってくると言えるでしょう。

【テーマ③】レジリエンス(復元力)の高い組織作り

コロナ禍における不況や、様々な企業の業績不振などから、レジリエンスの大切さが明らかになる一年でした。レジリエンスという言葉は、個人が困難やストレスフルな状態に適応する、あるいはその状態から回復する過程やその能力を示すほか、組織においては複雑かつ変化する環境下での適応力を表す言葉として、近年使われるようになりました。

少し先の社会情勢の予測が困難なVUCA時代において、様々な出来事が起こっても対応できるような柔軟性の高い組織作りが重要だということを再認識したのではないでしょうか。
このような点を鑑みると、企業のフェーズや、組織の状況に応じて、必要な業務を必要な期間に絞って外部人材に委託することが有効だという見方もできます。今後、外部人材活用という選択肢がますます拡大していくのではないかと考えられます。

『スキイキ』ではこれが注目された!読まれた記事のテーマをピックアップ

続いては『スキイキ』のnoteで注目されたテーマを3つご紹介します。

【テーマ①】Z世代

1996年以降に生まれた世代を「Z世代」と言いますが、インターネットが普及して情報を得やすくなった時代、また先行きが不透明な社会で育ってきたため、個人のスキルを磨いてキャリア形成していくという考え方や、多様性・調和を重んじる傾向、社会課題への高い意識といった特徴を持っています。今後、組織の中でも中核を担っていくZ世代の価値観や背景を理解し、巻き込みながら組織作りを行なって行く必要があるでしょう。
Z世代の特徴や、彼らを惹きつけるためのポイントについては、過去記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!

【テーマ②】心理的安全性

「心理的安全性」とは、チームメンバーが自由に発言したり、行動したりできる環境のことを指しますが、チームの生産性向上に重要であるという調査結果が出ています。チーム内で率直に発言しても受け入れられる雰囲気があったり、失敗を恐れずに挑戦できる場があることにより、イノベーションが起きやすくなるので、企業や組織を成長させていくためには心理的安全性が必要なのです。チームマネジメントにおいて、個々の力を最大限に活用するために押さえておきたいポイントと言えるでしょう。
心理的安全性が注目を浴びる背景や、その高め方のコツを知りたい方は、過去記事をご一読ください!

【テーマ③】社内フリーランス

正社員に一度退職してもらい、業務委託契約を結び直して「個人事業主」として働いてもらう制度のことを「社内フリーランス」と呼びます。2017年に大手計測機器メーカーが、2020年には大手広告代理店が導入したことで話題にもなりました。
社員一人ひとりの働き方の多様化と企業の雇用の柔軟性を両立させる制度とも考えられ、スキルを活かしたいと考える人材側のチャレンジを促進するほか、企業としても組織作りの最適化を図れるとして期待されています。企業と人材の新しい関係性は広がっていくことが予想されるので、各企業の取り組みに着目したいところです。
社内フリーランスの概要やメリット・デメリットについては、過去記事で整理しています。

2022年、組織の成長のカギを握るのは外部人材活用?

このような人材活用・組織作りに関するトレンドを踏まえると、企業が安定した経営を行ない、さらに成長していくには多様な人材を受け入れ、柔軟性の高い組織作りをしていくことが重要だとわかります。

私たち『スキイキ』でもご紹介している、「外部人材活用」はそれを実現するための有効な選択肢の一つです。3つの観点から改めてメリットを見ていきましょう。

【メリット①】柔軟性の高い組織作りができる

企業のフェーズやプロジェクトの予算に合わせて、人件費ではなく、外注費として扱える点にメリットがあります。雇用リスクが小さく、人材確保を柔軟に行なうことができるため、外部環境の変化にも適応できるレジリエンスの高いチーム作りを目指すことに役立ちます。

【メリット②】業務量や稼働時間を調整しやすい

外部人材は正社員とは異なり、依頼する業務量や稼働時間を調整しやすいことが魅力です。先述の社内フリーランスとしてアサインしてもらう場合もその一つの例ですが、状況に合わせて組織を最適化することができるのがメリットと言えるでしょう。

【メリット③】社外の専門スキル・ノウハウを活用できる

社内人材だけではカバーできない専門スキル・ノウハウを活用できるのがポイントです。即戦力としてすぐに力を発揮できる人材、そして様々な経験を持った各分野のプロ人材が参画することで、企業やチームの多様性が生まれ、イノベーションへつながる可能性が高まるでしょう。また、社内へのノウハウの蓄積にもなるので、長期的な視点で見てもメリットが大きいことがわかります。

このように、2021年のトレンドを押さえ2022年を見据えてみると、外部人材活用が今後の人材戦略のカギを握るのではないかと考えられます。ぜひ選択肢の一つとして取り組み、人材戦略を一歩リードしていきましょう。その際、プロフェッショナル人材とのマッチング手段として『スキイキ』もチェックしてみてくださいね。

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いかがでしたか。
今回は2021年に話題となったテーマを取り上げてまとめました。
変化の多い一年でしたが、皆さんの職場ではどのような出来事があったでしょうか。2022年もより企業・組織が成長していく際の参考になるような記事をお届けしてまいりますので、ご覧いただければ幸いです。