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「カルチャーフィット」で採用ミスマッチ解消!企業文化が人材戦略を左右するワケとは?

こんにちは。スキイキ広報担当です。

連休明けから1週間ほどが経ち、そろそろ業務に本腰を入れ始める時期でしょうか。

4月から新しくアサインした人材も定着しつつあると思います。ただ、場合によっては採用ミスマッチが浮き彫りになる時期でもあります。

採用時の企業と人材のミスマッチは、企業文化と人材がフィットしていないことが原因のケースが少なくありません。

そこで、本記事では「カルチャーフィット」に焦点を当て、企業文化を明文化することと、それにフィットする人材を採用するためのポイントを解説します。

人材を新たにアサインする際の参考にしていただければと思います。

💡『スキイキ』とは…
マイナビが運営する、フリーランス・副業人材と企業をつなぐマッチングプラットフォームです。
専門性の高いスキルや経験を持つプロフェッショナルと必要業務に絞り協働関係を築くことで、企業が抱える人材・ノウハウ不足の解決をサポート。両者の出会いを通じ、個人には活躍とキャリア形成の機会を、企業には変化の激しい時代にあった柔軟なチーム作りのカギを提供します。

企業で活躍するカギを握る「カルチャーフィット」とは?

「カルチャーフィット」は、企業文化に人材が馴染めている状態を指します。カルチャーフィットができているかによって、社内で活躍できるかどうか、あるいは長く働いてくれるかどうかが左右されるとも言われます。

実際、カルチャーフィットがうまくいかないことで、人材が定着せず、早期離職に繋がってしまうというケースも少なくないのです。

「カルチャーフィット」を考えるとき、「スキルフィット」と比較されることがあります。

「スキルフィット」は、スキル(能力)が、実際の業務に適しているかどうかを判断する軸として使われます。そのため、「カルチャーフィット」とは異なります。

人材の採用においては、「カルチャーフィット」だけではなく、「スキルフィット」もできる状態が望ましいと考えられています。片方だけが高い場合、業務がスムーズに進まなかったり、価値観の違いで戸惑うことがあったり、結果的に企業とうまくマッチすることが難しくなります。

そのため、カルチャーとスキルの両方でバランスよくフィットする人材を採用することと、採用後も育成をしていくことがポイントです。

スキルフィットという観点では、スキイキのような、即戦力となるプロ人材とマッチングできるプラットフォームを活用するのも選択肢の1つです。ぜひ無料で配布している「外部人材活用ガイドブック」もチェックしてみてくださいね。


「カルチャーフィット」が重要視される背景とは?

ここからは、「カルチャーフィット」が重要視されている背景を探っていきます。理由としては、大きく2つあります。

1つめは、「早期退職率が高いことによる人材不足」

現状、企業における人材不足の要因として、入社したものの3年以内に退職してしまうケースが平均3割とも言われています。例えば、10人採用した場合に3人は3年以内に別の企業へ移ってしまうと考えると、採用や育成コストが無駄になったり、人材をさらに採用しなければならないと考えられます。

入社後3年以内に離れてしまう理由として、企業文化とのミスマッチも原因の1つとして挙げられることがわかっており、カルチャーフィットが重要なのがうかがえます。

2つめは、「リモートワークの普及によるコミュニケーション不足」

働き方の多様化とコロナ禍でのリモートワーク普及により、対面でのコミュニケーションが以前よりも減っており、企業文化がわかりにくいという背景があります。出社していれば、コミュニケーションをとるなかで文化に馴染んでいくことも可能ですが、リモートワークでは、徐々にフィットさせることが難しくなっているのです。

そのため、人材の採用時からカルチャーフィットしているかどうかという視点が重要になっていると考えられます。

採用時にカルチャーフィットを重視することで、以下のメリットがあります。

1. 採用した人材が定着する
2. 社員の生産性が向上する
3. 社員のモチベーションアップ

採用した人材が活躍し、企業の成長にもつなげることができるため、採用時にカルチャーフィットするかどうかをしっかりと見極めることが大切です。


「カルチャーフィット」する人材の基準とは?採用時に見極めるための3つのポイント

では、人材採用を行なう際にカルチャーフィットできるかどうか見極めるためのポイントはどこにあるのでしょうか。ここでは3つ紹介します。

① 選考・面接時に必要なカルチャーを定義し、選考ポイントに追加する

人材が企業文化と合うかどうかを見極める前に、まずは企業文化を明文化しておく必要があります。過去記事でも紹介しましたが、企業文化は曖昧なことが多く、立場や経験によって感じ方も違うでしょう。

そこで、その企業を代表するようなカルチャーを定義し、それを選考の際の基準としていくと良いでしょう。

② 複数社員による面接・面談を実施する

人材と実際に話して、価値観を確認できる場に複数の社員が同席することで、様々な角度から人材を知ることができ、本当にその企業に合うのかを判断できるでしょう。

また人材側からしても、実際に業務を行なう際に関わる社員とコミュニケーションをとる機会となり、入社後のカルチャーフィットがスムーズになると考えられます。

③ 企業文化について積極的に発信していく

人材が企業選びをする際、企業サイトや採用サイトなどを見て、企業の特色を理解すると考えられます。その際、しっかりと企業文化を発信することで、事前に企業のことを理解した人材が応募する、あるいは、その企業文化に魅力を感じた人材が集まるようになるでしょう。

そのため、大事にする価値観や求める人材と合わせ、企業文化も発信すると、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。

社内で企業文化を醸成していく方法については、こちらの記事で解説していますので、参考にしてみてくださいね。

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いかがでしたか。

人材を採用するときに、カルチャーフィットが重要になることが見えてきたと思います。実際に、採用活動の現場、プロジェクトでの人材のアサインの際にポイントを押さえておくことが大切です。

カルチャーフィットする人材を探す上では、スキイキのような即戦力となるプロ人材とマッチングできるプラットフォームの活用もおすすめです。

ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。