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地方副業ニーズから学ぶ!人材マッチングのいろは

こんにちは!スキイキ広報担当です。
12月もあっという間に折り返し地点ですね。そろそろ年末の準備を始めたころでしょうか。

さて、今回は「地方での副業人材とのマッチング」について取り上げます。
コロナ禍でリモートワークが普及するなど働き方が多様化し、地方へ移住して働く人も出始めています。今後、都市一極集中から地域分散型社会への移行も進むことが予想される中では、住む場所に関係なく、優秀な人材を確保し、活用していくことが重要です。

そこで、本記事では「地方で働きたい」という人材が増えている現状を整理しながら、人材の住む場所に囚われない人材確保のポイントをピックアップします。

地方への就業意向が高まっている!

人材採用・調達支援を行なう株式会社みらいワークスが今年9月に実施した「地方への就業意識調査」によると、「新型コロナの影響は、地方で働くことへの関心に変化をもたらしたか」の質問に対して、35歳~44歳の年齢層において43.1%が関心を強めていることが明らかになっています。

50代以上のエキスパートとも呼べる人材ではなく、いわゆるミドルマネジメント層が、地方企業で働くことを視野に入れ始めているのです。事業を成長させるためには、現場でリーダーシップを発揮できる人材を確保できるかが鍵を握ります。企業側としては、これらの年代で地方副業に関心が高い優秀な人材を取り込むことが重要になってくるでしょう。

また、すべての年齢層において、半数以上が地方中小企業での副業に興味を持っているというデータもあり、今後そういった人材とのマッチングの可能性が見えてきています。

加えて、副業に期待する要素として、「副収入」以外の理由で興味を持っている人が6割以上に上り、「やりがい」「スキルアップ・成長」「地域貢献・地方創生」といった項目を挙げています。「本業とは全く違った企業でスキルアップを図りたい」あるいは「本業で培った経験やノウハウを地域貢献や地方創生に活かしたい」と考える人が増えているのかもしれません。そこで、このような想いを持つ人材を活用するために、企業としては採用や労働環境の整備などにおいて工夫を凝らす必要が出てきています。


優秀な人材を獲得していくためには、場所は関係ない

近年、東京と地方の複数拠点で生活する「多拠点居住」や「ワーケーション」なども珍しくなくなり、働き方のスタイルが多様化しています。そのような中、地方企業が事業を拡大させていくためには、住む場所や雇用形態に囚われず、いかに優秀な人材を確保できるかがポイントになってきます。

従来は、その地域のことをよく理解した地元の人材を活用するのが当たり前だったかもしれませんが、今後はそれだけではなく、様々な経験やノウハウを持った人材を活用していくことも重要です。リモートワークなども普及するようになった今、働く場所に関係なく、オンライン上でやり取りをしながら業務に取り組むことは可能です。

また、雇用形態も正社員だけではなく、副業や兼業といった人材も検討することで、人材の幅が広がるでしょう。今までとは異なる人材とマッチングすれば、自社内にはなかった知見を活かして新規事業にチャレンジできたり、新しいアイデアから課題解決につながるということも考えられます。そのため、人材マッチングの選択肢として、幅を広げていく必要があるのです。

ただ実際に「どうやって人材とマッチングすればいいのか?」と悩む方もいるかもしれません。そういった場合には、私たち『スキイキ』のようなマッチングプラットフォームの活用をおすすめします。
様々な業種・職種において、豊富なスキル・ノウハウを持つフリーランスや副業など外部人材とマッチングすることが可能なので、チェックしてみると、求めている人材が見つかる可能性が高まります。

ちなみに、スキイキのユーザーでは、首都圏の人材が55%、それ以外が45%という割合になっています。都市部に限らず、全国で各領域のプロフェッショナルである外部人材が集まっています。リモートワークが普及している今では、業務を行う企業の近くに居住していない外部人材の力を借りることもできるでしょう。

実際に人材とマッチングするには、業務を行う組織や法人、自治体などに訪問をしてもらうことで、事業理解の促進や人柄の確認などを行うケースもありますが、マッチングプラットフォームを活用する場合でも、面談時にコミュニケーションを行うことで、遠隔でも必要なスキルセットを確認することは可能です。

外部人材の力を借りて、事業拡大を実現したいと検討している方は、ぜひ下記から『スキイキ』のサービス資料をダウンロードしてみてくださいね!


副業人材とマッチングする際のポイント

様々な場所の優秀な人材とマッチングする上で、押さえておきたいポイントをここでは2つ紹介します。

【ポイント①】企業の中での課題を明確にすること

副業人材の参画を検討する場合には、その目的を設定することが大切です。どのような人材とマッチングしたいかを考える前に、企業の現状把握をする必要があります。そうすることで、企業のフェーズやチーム体制に応じた人材確保に向けて動くことができます。
また、実際に人材に参画してもらってからミスマッチが発生してはもったいないので、ターゲットとする人材像をイメージして、言語化しておくと良いでしょう。

【ポイント②】企業のビジョンや想いを発信すること

副業を行なう人材の中には、副収入を得たいというよりも、やりがいを求めているケースが少なくありません。そのため、人材へ依頼する業務の先にあるゴールとして、ビジョンや想いの部分をしっかり伝える必要があります。「同じチームになるメンバーはどういった想いを持っているのか」「業務を遂行することでどのようなことが実現できるのか」など、人材側のイメージが沸くようにアピールすると良いでしょう。そうすることで、参画してもらった後で、ミスマッチが発生することも防ぐことができますし、より意欲的に業務を行なう流れを作ることができると考えられます。

このように、場所が離れていて実際に対面する機会がほとんどない中でのマッチングは不安も大きいでしょう。しかし、企業の現状を把握し、今後の方向性を明確にしていくことで、そこに共感した人材が集まるとも言えます。ぜひ、求める人材をイメージしながら、人材とのマッチングに動いてみてください。


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いかがでしたか。
今後企業の競争力を高めていくには、雇用形態や働く場所に関わらず、優秀な人材を確保することが重要になると言えます。スキイキのようなマッチングプラットフォームを活用し、住む場所に関係なく副業人材を受け入れることを検討してみてはいかがでしょうか。