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「採用の本質は企業の課題を解決すること」スキイキがスタートするきっかけを作った事業責任者・光川の想い

こんにちは!スキイキ広報担当です。

『スキイキ』がスタートしてから、約1年半。フリーランスや副業人材の登録も、人材募集を行なう企業の数も増え、私たちのチームも次のステージへ進もうとしています。

サービスを立ち上げた当初から、今に至るまでに、様々な企業やユーザーと向き合ってきた中で感じたことは何だったのでしょうか。『スキイキ』の事業責任者である光川に聞きました。


“プロ人材の活用・活躍機会の最大化”がビジョン!「0→1」を経験してきた光川の素顔は?

われわれ『スキイキ』は、「プロ人材の活用・活躍機会の最大化」をビジョンとして掲げ、事業運営を行なっています。事業責任者である私は、どうすればユーザーと企業との間で良い仕事が生まれるのか考え、PDCAを回し続ける毎日。
マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、サイト改善などの担当者と連携を取り、事業全体の整備とスピードアップを図ったり、より多くの価値を提供できるように組織編成や人材育成を行なったりしています。
『スキイキ』はローンチから1年半が経ったとはいえ、まだ事業の進め方を作っていく段階にあるため、広い視野を持ってバランスを考えながら、舵を取っています。

2013年にマイナビに入社した当初は、関西で新卒採用・育成における法人コンサルティングを行なっていましたが、当時の経験が今に繋がっているなと感じることが多くありました。
もともとは、「自分の実力が試せるのではないか?」という考えから、広告や人材などの無形商材を扱う業界を中心に就職活動をしていました。マイナビに入社を決めたのは成功までのプロセスを問わず、自由にチャレンジできそうな会社だと感じたからです。

入社してから、まずは営業をやるのだと気づいたのは、今となっては笑い話です(笑)営業の仕事は、自分には向いていたようで、クライアント企業に対して、気付きや取り組み方などを一から提案できることに醍醐味を感じていました。特に新規営業は自分が当時できる「0→1」を生み出せる仕事だったので、「こういう企業に提案できたら面白いんじゃないか?」とアプローチを考え、楽しみながら仕事をしていました。実際に提案が刺さったときには、「やった!」と喜んでいましたね。



「まさに今困っている人を“直接的に”助けたい」がスキイキの始まり

『スキイキ』の事業を立ち上げたきっかけになったのは、新卒2年目の経験が大きかったと思います。入社以来、企業の新卒採用や人材育成の支援を行なっており、採用広報やコンサルティングの仕事は楽しく、企業の将来を担う人材の採用ということで、仕事に意義も感じていました。
ただ一方で、「もっとクライアント企業の今の事業を“直接的に”支援したい」という想いもありました。

採用した新入社員が活躍するまで、われわれは見届けることはできません。入社した時点でクライアント企業からいただく「ありがとう」で終わってしまっていたので、自分自身の仕事がどこまで良い影響を与えられているのかがピンときておらず、「われわれは本当の意味での採用支援ができているのか?」と、ずっと疑問に思っていました。

そのような想いを抱える中、大阪のクライアント企業と一緒に、既存の就活や選考の仕方に一石を投じるような企画を考え、一から取り組んだことがありました。決して規模が大きいものではなかったのですが、強く印象に残っています。

その出来事がきっかけとなり、「新卒に限らず何のために採用するのか?」「そもそも採用の本質とは?」と改めて考えるようになりました。
新卒採用そのものを目的と考えがちですが、企業にとって最適な手段が新卒採用であるときにはじめて、われわれが支援する必要があるのだと気付きました。採用を考えるとき、広報や広告をどうするかという話になりがちですが、それは点でしか企業のことを見ていないのだとわかり、自分自身を大人にさせてくれる経験でした。

その後、マネジメントや支社立ち上げなどに携わり、「まさに今困っている部分を助けていきたい」「もっと価値を見出したい」と、人材採用の領域において事業に紐づき直接的な支援に結びつく方法を考えていたときに、『スキイキ』に辿りつきました。

昨今の専門性を追求するジョブ型雇用への流れを考えると、「ビジネス系のチーム作りにおいても外部から人材調達することが普通になるだろう」と考え、フリーランスや副業人材のリソースを活かし、事業現場に適切な人材をアサインすることで、加速装置になったり、プラスの価値を提供できるようなサービスにしようと決めました。



事業課題と人材活用がリンクする!再現性を意識したサポートにかける想いとは?

『スキイキ』のユーザー数は約1万4000名、登録企業数はのべ300社を超えました。社内外から「事業連携したい」「担当の企業様から紹介してほしいと言われたよ」などの反響が増えており、ようやくここまで来たと感じてありがたいと思っています。特にサービスを気に入り、リピートいただくクライアント企業が増えていることが嬉しいです。

しかし、この1年半の間で課題に向き合うことも多くありました。「副業する人が増えた」「副業を解禁した」などというニュースはよく報じられますが、実態としては、副業人材やフリーランスの活用について検討している企業は多くはありません。まずは一人の活用からスタートしてもらうこと、そしてその人材と上手く連携して成果を出すことに多くのエネルギーを割きました。
特にクライアント企業の事業課題をどこまでブレイクダウンできるか、そして、人材選定と活用をどこまでサポートできるかに注力してきましたね。

フリーランスや副業人材をガツガツ活用できている企業では、各事業現場での課題が全社的に共有され、人事部が最適な人材を確保することで、各事業現場で人材が活躍できているというケースが多いです。
一方、多くの企業では、人事部は正社員の人材計画を立てている反面、現場は現場で課題が出てきたら都度自分たちで人材を探しているなど、分断が起きてしまっていることも少なくありません。

このような中でわれわれは、まず目の前の悩みを抱えている事業現場に適切な人材をアサインし、活用のサポートを行っています。チームのメンバー全員で細かく試行錯誤し、安定した価値提供ができるようになりました。

その結果、サービス開始から約1年半が経ちましたが、クライアントからも感謝のお言葉をいただく機会も多くなっています。
特に、『スキイキ』を通じて初めて外部人材を活用したクライアントの担当者の方が「これもっと活用できるね」「ほかの部署でも活用できるね」と言ってくださったときに、チームのメンバーのテンションが一番上がっていますね(笑)

『スキイキ』事業に携わる中で特に感じたのは、明確な答えがない分、どこまでこだわれるか、どこまでやり切れるのかが勝負だということです。「企業ごとの事業課題とユーザーごとの得意分野が様々ある中で、どのようにしたら再現性高く価値提供ができるか?」を意識してこれからも仕事をしていきければと思っています。



答えのないものに答えを出し、企業の成長と個人の活躍に貢献したい!

『スキイキ』は、「楽に、すぐに、即戦力を見つけられること」が最もわかりやすい価値です。事業現場を助けることや、事業のスピードアップにつながるほか、クライアント企業の社内全体にも考え方や知識、ノウハウを提供することができると思っています。
また、ユーザーとしてもスキルや経験の積み上げができ、「企業の成長に貢献できること」「個人の活躍・成長の場を提供できること」がわれわれが提供できるコアな価値だと思います。

私は、様々な事業フェーズの企業・タレント性の高いユーザーに出会えるという、とても刺激的な環境で仕事をしています。事業計画や企画をリードする立場にあるので、幅広く、前向きな形でチャレンジする日々を送っています。

新卒2年目のときの経験は、「答えのないものに答えを出せる人間になりたい」という自分自身の進む方向性を見出すものでした。答えのないものに答えを出していく、スピーディで正確で、面白いものをアウトプットできる人間になりたいと思っています。
今、身を置いている環境はそれができる可能性が大いにあるので、スピード感と選択肢を増やしていくことを大事に頑張っていかなければならないと考えています。


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新卒2年目の経験が転機となった光川。
「答えのないものに答えを出す」という信念のもと、『スキイキ』は次のステージへと進みます。

「マイナビのサービスだから利用してみよう」ではなく「効果があるから」「企業の成長やユーザーのステップアップにつながるから」という理由で選ばれるサービスへ。
私たちの挑戦はこれからも続きます。