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【事例あり】団結力を高めて成果が上がるチームを作る!リーダーに必要な3つの役割

こんにちは。スキイキ広報担当です。

6月に入り、新たな部署やチームのメンバーとも距離が近づいた頃でしょうか。さて、今回はチームで成果を上げるために重要な「団結力」について取り上げます。

これまで、スキイキではチーム作り(チームビルディング)についての考え方や取り組み方法について解説してきましたが、本記事ではその中でも「団結力」に焦点を絞ってご紹介します。

チームの団結力を高めるための具体例をチェックしていただき、ご自身のチーム作りに役立てていただければと思います。

💡『スキイキ』とは…
マイナビが運営する、フリーランス・副業人材と企業をつなぐマッチングプラットフォームです。
専門性の高いスキルや経験を持つプロフェッショナルと必要業務に絞り協働関係を築くことで、企業が抱える人材・ノウハウ不足の解決をサポート。両者の出会いを通じ、個人には活躍とキャリア形成の機会を、企業には変化の激しい時代にあった柔軟なチーム作りのカギを提供します。

チームの団結力を高める3つのポイント

まずは、チームの団結力を高める上でリーダーに求められる役割を整理していきます。

【ポイント①】明確な目標を設定し、チームで共有する

スポーツでも、ビジネスでも同じですが、チームで団結し、成果を出していくためにはゴール設定が重要です。目指すゴールが見えていないと、自分がどちらの方向を見て行動すれば良いかがわかりません。そのような状況では、メンバーそれぞれが違った方向を向いてしまい、団結力はなくなってしまいます。

メンバー全員が同じ方向を目指して業務に取り組めるように、目標を明確にすることが重要です。また、最終的な目標までの道のりの途中に、目安となる中間目標を設定しておくと、メンバー間の認識が合いやすくなるでしょう。

【ポイント②】チームでのコミュニケーション機会を増やす

団結力を高めるためには、チームメンバー同士がお互いのバックグラウンドや考え方などを理解した上で、信頼関係を築くことが重要です。そのため、業務内外でコミュニケーションの場を整えることがポイントです。

また、メンバーそれぞれも、どのようにすればコミュニケーションを円滑にすることができるか?を考え、自発的にコミュニケーション力アップに向けて意識を変えてみることも必要となってきます。

【ポイント③】適材適所を意識し、サポートし合う体制を整える

団結力を生みやすくするために、メンバーそれぞれの役割を理解して協力し合っていくことが重要です。その第一歩として、メンバーのスキル適性や業務領域を見える化し、プロジェクトの中での役割を明確化することがポイントになります。

お互いの強みを把握することで、必要に応じて業務分担もしやすくなり、より団結力も深まるでしょう。

ここでは、チームの団結力を高める3つのポイントを紹介しましたが、チームビルディングの詳細はこちらの過去記事で解説しているので、参考にしていただけたらと思います。

また、こちらの記事では、研修などチームビルディングを実践していく上での具体的な方法を、事例を交えて紹介していますので、併せてチェックしてみてください。

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プロジェクトに適したスキルを持つメンバーとチームを組む上では、外部人材の活用も効果的です。外部人材との協働方法や、コミュニケーションのコツを【外部人材活用ガイドブック】にまとめているので、こちらもチェックしてみてください。

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一人ひとりのビジョンを理解し、応援し合うことが団結力アップの近道?

目標設定とチームメンバーへの共有を既に行っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは事例を見ながら具体的に押さえるべきポイントを解説していきます。

働きがいのある企業に認定されている「株式会社あつまる」

「個人ビジョン経営」というキーワードのもと、一人ひとりのビジョンと日々の業務が連動するように様々な取り組みをしています。

例えば
・ビジョンを可視化
・プロセスを具体化するための「ビジョンシート」を作成
・個人面談や、仲間の挑戦を応援するような場を設ける

そのベースにあるのは、企業の経営計画は一人ひとりのビジョンの集合体という考え方だと言います。

このように、チームメンバー一人ひとりのビジョンや目標と、企業の目標が連動することが重要だということが改めて見えてきます。また、それを共有してお互いに応援し合える場があることで、団結力を高められると考えられます。

チームリーダーが具体的に実践することとしては、以下の2点がポイントになるでしょう。

① チームメンバーに対して、直接想いや熱意、情報を伝える場を作ること
② チームメンバーのビジョンを深く理解して、目線を合わせること

【ポイント①】 チームメンバーに対して、直接想いや熱意、情報を伝える場を作ること

1つめは、時間がかかることですが、定期的にチームメンバーに対して目標を伝え続けることで、背景を理解しながら自分自身の考えや行動を振り返るきっかけになるでしょう。

ただ、目標として決めたことを読み上げるのではなく、チームリーダーがどのように捉えているのか、具体的に業務にどのように落とし込もうと考えているのかなどを伝えることで、メンバーと目線を合わせやすくなると考えられます。

【ポイント②】チームメンバーのビジョンを深く理解して、目線を合わせること

2つめは、メンバー個々のビジョン、あるいは取り組みたいことに対して、「どのように実現するか?」という視点で一緒に考え、チームリーダー自身の経験を共有するなど目線を合わせていくことが重要です。

そうすることで、メンバー一人ひとりと信頼関係を築くことができ、チーム全体としても団結力を生みやすくなるでしょう。

今回取り上げたような事例にあるように、チームメンバー一人ひとりと向き合うからこそ、チーム全体での団結力がアップすると考えられますね。


コミュニケーションのカギは、相手への意識とシェアの習慣!

次に、信頼関係を構築する上で欠かせないコミュニケーションにおいて押さえるポイントを見ていきます。

【ポイント①】"コミュニケーションは受け手がすべて"という意識を忘れない

何をどのように伝えるべきか、といった自分主体の考え方をしがちですが、コミュニケーションは相手が居てこそ成り立ちます。そこで、相手がどのように受け取ったか、理解したか、という部分に注意してコミュニケーションを取る必要があります

そうすることで、認識のズレを早期に発見でき、お互いの考えを理解しやすくなり、業務上の連携もスムーズになるでしょう。

【ポイント②】リーダー自身が失敗を認め、学びを共有する

これは、誰もが発言や行動を積極的に行えるようなチームにする土台作りです。

北欧のゲーム会社スーパーセルでは、「シャンパンで失敗を祝う」というユニークな習慣があるとのこと。新しいことや、難易度が高いことに挑戦すれば失敗するのは当然という考えのもと、失敗を共有し、そこから何を学んだかを共有することを大事にしていると言います。

このように、まずチームリーダーが失敗を認め、そこからの学びをメンバーに共有することで、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢へと変化したり、その出来事をきっかけに新たなコミュニケーションが生まれたり、チーム全体が成長するきっかけにもなると考えられます。

「コミュニケーション」と一言で言っても、意識するポイントは異なります。自分自身のコミュニケーション力をアップすることはもちろんのこと、チーム全体のコミュニケーションを活性化させる場づくりをチームリーダーが行っていくのも大きな役割でしょう。

過去記事で強いチーム作に役立つマネジメント術についても紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

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いかがでしたか?

今回は、チームの団結力を高めるためのポイントや具体的な事例について紹介しました。ビジョンや目標を伝えるだけではなく、チームメンバーのビジョンを知り、双方向のコミュニケーションを意識していくことが大事だということが見えてきたと思います。

働き方の多様化により、従来と比べると様々なメンバーでチームが構成されるケースもあるかと思います。外部人材の活用も増えてきている今、改めて団結力を高めることを意識して、チーム作りに向き合ってみてはいかがでしょうか。

スキイキでも、外部人材を活用してチーム作りをし、成果につなげているケースも増えてきています。ぜひ以下のページから詳細をチェックしてみてくださいね。