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【DXトレンド】企業が抱える課題と解決方法とは?

こんにちは!スキイキ広報担当です。

今回はDX推進について取り上げます。
過去の記事では、最近トレンドキーワードとなっているDX(Digital Transformation)デジタルトランスフォーメーションの概要について解説すると同時に、推進するために必要な人材の特徴や、その見つけ方に焦点を当てました。DXが注目される一方で、推進の過程で企業が様々な壁に直面している現状があり、担当者の頭を悩ませているようです。

そこで本記事では、大企業から中小企業まで、DXの推進状況や課題、取り組む際に押さえておきたいポイントについて、調査データとともにご紹介します。

大企業・中堅企業の6割がDXに課題を感じているのが実態!

DXとは、企業がデータとデジタル技術を活用して、製品・サービス・ビジネスモデルを変化させ、競争に勝っていけるようにすることです。
AIやIoTなどの最先端テクノロジーが急速に発達し、製品やサービスが高度化する中では、経営や事業を変革させるDXを推進していくことが求められています。

では、実際にDXはどの程度進んでいるのでしょうか。
総合人材サービスのパーソルホールディングスが大企業から中小企業まで約1,500名の経営者・IT担当者・人事担当者を対象に実施した「企業のDX推進に関する課題と取り組みに関する調査」によると、DX推進にあたり、「超大手企業」「大手・中堅企業」はいずれも「非常に課題を感じている」「やや課題を感じている」の合計が6割を超えるという結果が出ています。一方、中小企業では4割強にとどまっており、規模が大きい企業ほど危機感を感じていると考えられます。

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また、実際のDX推進の対応状況は、超大手企業の約2割が対応できていないと回答する一方で、中小企業では4割にものぼっており、企業の規模が大きいほど、対応が進んでいることが明らかになっています。

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このことから、大手企業はDXを推進する過程で課題が見え始めてきており、多くが危機感を感じていると考えられます。また今後、中小企業においてDX推進の対応度合いが高まれば、課題を感じるケースが増えてくるのではないかと予想されます。

DX推進を妨げるのは、社内の知見・スキル不足にあった!

企業がDX推進に取り組む中で障壁になる要因として挙げられるのは、DX推進人材の育成の難しさ、セキュリティ対策への不安、そのほか、予算や組織体制、業務工数といったリソース面なども上述の調査で明らかになっています。

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調査で1位となった「推進のためのスキルを持った人材を社内で育成できない」(21.1%)から推測されるように、各企業でDX人材が不足しており、ボトルネックになっていることがわかります。また、「社内のITリテラシーが不十分である」(19.9%)という回答から、多くの企業がDX領域における知見・スキル不足を課題としていると考えられます。

それらの課題を解決するため、外部人材を何らかの形で活用する企業が全体の67.7%にものぼっており、DXを推進するために外部人材を活用することが普及しつつあると言えます。一方、「ほぼすべて自社内の人材で対応」と答えた割合は中小企業のほうが「超大手企業」「大手・中堅企業」と比べて高く、29.9%という結果になっており、中小企業にとって外部人材の活用に慎重であると言えそうです。

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過去の記事でも取り上げたように、DXに必要な人材の特徴を改めて確認してみると、自社内の人材だけで対応するにはハードルが高いような専門的な知識を要する場合もあります。そのため、新卒・中途での社員の採用・育成に加えて、外部リソースの活用など、複数の人材確保の手法を組み合わせることがより一層重要となっているのです。

高度なスキルを持つDX人材と出会うためには?

DX推進が急務になっている現在、スピード感のある人材確保・育成が求められる中では、外部人材の活用は重要な鍵を握るということがおわかりいただけたかと思います。しかし、正社員や契約社員以外の外部リソースの活用については、具体的にどうやって始めればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメな手法の一つが、私たち『スキイキ』のようなマッチングプラットフォームの活用です。

DX推進にあたって必要になる、ビジネスデザイナーやアーキテクト、AIエンジニアなど、様々なスキルや能力を持つ人材を探す場合には、経験や職種などで人材をセグメントできるため、求めている人材と出会いやすくなります。

また、『スキイキ』には、スキルを活かしたいと考える、即戦力になるプロ人材が集まっているので、DX領域でのマッチングが叶えば、プロジェクトを飛躍的に前進させることにつながります。それだけにとどまらず、外部人材が持っているハイレベルなノウハウを共有しながら、協業することによって、社内での知見の蓄積や、社員のスキル向上にも役立つでしょう。

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DX推進をはじめ、様々なプロジェクトで外部人材の活用を検討されている方は、ぜひマッチングプラットフォームも選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。スキイキの詳しい資料は上記から入手可能ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

外部人材の採用・活用時に知っておきたいポイント

最後に、マッチングプラットフォームを利用して外部人材を採用・活用し、DXを推進していくために必要なポイントをご紹介します。

採用時:スキル面だけでなく、マインドやカルチャーフィットも重視する

DX推進を加速するために、スキル面を重視して採用するのは一般的かと思います。しかし、それだけを見て採用してしまっては、企業の理念や風土に馴染めずミスマッチになってしまう可能性があります。
せっかく採用した貴重な人材がすぐに離れてしまったら、プロジェクトを円滑に進めることができません。外部人材と長期的な関係を築き上げるためにも、「自社にあったDX人材とはどのような人か」を定義し、人材のマインドや姿勢なども踏まえ、その企業のカルチャーにフィットするかどうかまで確認すると良いでしょう。
外部人材とのマッチングの際に押さえておくべき点については、過去記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

活用時:各人材の成果を最大化するための目標設定を行う

外部人材をただ採用すればDX推進が軌道に乗るというわけではありません。多彩なスキルや能力を持つ彼らの力をいかに引き出せるかが重要な鍵を握ります。

そこで必要とされるのが、プロジェクトの目標達成に向けて、適切な「KGI(Key Goal Indicator)重要目標達成指標」と「KPI(Key Performance Indicator)重要業績評価指標」を設定することです。これにより、ゴールに向かうには何をいつまでに達成すればいいのかが整理され、各人材も自身の役割を意識しながら業務を遂行することが可能になります。外部人材の貢献度も可視化されるため、客観的な人事評価も行えるでしょう。
目標設定のメリットやコツについては、過去記事でもご紹介しているので、ぜひご一読ください。


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いかがでしたか?
DX推進に課題を抱えている企業は少なくありません。ですが、外部人材を活用することによって、徐々にその取り組みが進み、人材確保・育成の両面で効果的なケースもあると考えられます。

DXを推進させて他社よりもリードしたいと考えている担当者の方は、ぜひスキイキのようなマッチングプラットフォームの活用も選択肢の一つと考え、具体的な取り組みに落とし込んでみてくださいね。