退職者を即戦力に変える秘策!”アルムナイ制度”と業務委託がマッチする理由
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退職者を即戦力に変える秘策!”アルムナイ制度”と業務委託がマッチする理由

こんにちは。スキイキ広報担当です。
1月後半戦、今年度末に向けて徐々に動きが加速してきたころでしょうか。

さて今回は、最近目にする機会も増えてきた「アルムナイ制度」を取り上げます。
近年、日本の労働人口が減少していく中、人材不足の課題を慢性的に抱えている企業も少なくありません。このような状況下で、人材確保の新しい手段として、退職者と繋がりを持ち、ビジネス活用していくという「アルムナイ制度」を導入する企業が出始めています。

本記事では、アルムナイ制度の概要や業務委託を通じて、退職者と協働するメリットをご紹介します。


退職した人材との繋がりを活かす「アルムナイ制度」とは?

「アルムナイ」とは、もともと「卒業生、同窓生、校友」を指す言葉で、転じて企業の離職者やOB・OGを指す言葉として使われます。定年退職した人材ではなく、主に転職して企業を離れた人材を指します。社員が退職した後も、企業が退職者と継続的な関係を築き、ビジネスに活かすのが「アルムナイ制度」です。

海外では「アルムナイネットワーク」と呼ばれる退職者とのコミュニティの活用が盛んに行なわれており、取引や求人情報を共有するなど、ビジネスチャンスへと繋げている事例が見られます。

日本では従来、離職者="裏切り者"という捉え方をされるケースが多かったですが、最近ではアルムナイネットワークが形成される動きも出てきています。

アルムナイが注目された背景には、終身雇用の崩壊があります。2019年にトヨタ自動車の豊田章男社長による発言が話題になり、大企業であったとしても終身雇用を守ることは難しくなってきていることが顕在化しました。
また、近年の働き方の多様化によって、人材の流動性も高くなり、企業が優秀な人材を確保することが今まで以上に難しくなっているのです。

そこで、優秀な人材を確保するために、一度企業で働いた経験のある人材と繋がっていくことが課題解決の糸口になるとして、アルムナイ制度が注目を集めています。

今や、再雇用や顧客化、口コミの改善・質の向上、ビジネスパートナーなど様々な形で活用の幅が広がっており、アルムナイを活用した経済圏は年間で1兆円以上に及ぶというデータも出てきています。

今後、さらに人材不足が加速する中では、アルムナイの活用を検討していくことが、企業の人材活用のカギを握ると言えそうです。


アルムナイ制度=再雇用だけではない!4つの活用方法

ここからはアルムナイの4つの活用方法を取り上げます。

【活用方法①】再雇用

1つめは、一般的にイメージしやすい「再雇用」です。
一度企業を離れた人材を再び雇用するものです。育児や介護などで退職した人材が戻る場合が多いですが、最近では他の企業へ転職した後、再び元の企業へ再就職するケースも増えています。勤務していた経験があるので、人材活用がスムーズに行なえるのが魅力です。

【活用方法②】業務委託

2つめは、業務委託としてアルムナイを活用する方法です。
フリーランスや副業といった形態で、部分的にプロジェクトに関わってもらうなどが可能です。退職後に培った経験や、他業界で得た知見を活かしてもらうことができ、即戦力としての活躍が期待できるでしょう。

【活用方法③】ビジネスパートナー

3つめは、ビジネスパートナーとしての繋がりです。
別の分野で活躍している人材と組み、新しい商品やサービス、プロジェクトを立ち上げるために協業することが可能です。新たなアイデアを入れるきっかけになりつつも、コミュニケーションはゼロからではないため、スピード感を持って事業を行なえるでしょう。

【活用方法④】顧客としての取引

4つめは、顧客としての取引です。
一度その企業で勤めたことのあるアルムナイだからこそ持っている愛着により、企業の商品やサービスを利用してくれる可能性があると考えられます。実際に利用した声も聞きやすく、継続した関係を構築しやすいとも言えるでしょう。

このように、アルムナイとの繋がりは様々な形で作れるということを押さえ、良い関係性を築き続けることで、企業の戦力の一つになると考えられます。


業務委託とアルムナイ制度の相性がいい理由とは?

では、ここからアルムナイ制度として元社員に業務委託を行うメリットを3つご紹介します。

【メリット①】企業理解の深い人材を活用できる

正社員、フリーランスに限らず、企業文化や業務プロセスにマッチする優秀な人材を獲得するのは簡単ではありません。フリーランス・副業人材であれば、ある程度様々な企業を経験している分、ミスマッチが発生しにくいものの、その企業のことをきちんと理解して愛着を持てる人材はそう多くないでしょう。アルムナイは、元社員だからこそ理解している範囲も広く、愛着もあるので、仕事がスムーズに進みやすくなるでしょう。

【メリット②】外部からの知見を得られる

アルムナイは一度企業を退職して、様々な業界や企業で活躍している人材なので、別の環境で得た経験やノウハウ、情報を共有してもらうなど、社内ナレッジの蓄積に役立つと言えます。
また、外部人材としての視点と、企業内部の視点の両方を持ち合わせているので、客観的な立場から意見をもらえるなど、オープンイノベーションの取り組みへも繋がっていくでしょう。

【メリット③】人材育成コストを抑えられる

アルムナイをアサインしてプロジェクトを進めるとなった際に、戦力として貢献度が高まるまでのコストが抑えられるのがメリットになるでしょう。
アルムナイは、既に商品・サービス、業務プロセスを理解しているため、プロジェクトマネージャーがトレーニングしたり、研修を行なったりする必要がありません
正社員の人材育成には時間がかかりますし、初めて仕事を依頼するフリーランス人材も前提となる部分のオリエンテーションは必須です。そのプロセスを考えると、即戦力として活用できる人材としてアルムナイは期待できると言えます。

以上のように、元社員は一度その企業で働いた経験があるからこそ、即戦力として活躍してもらえる可能性が高いと言えます。多くの企業が人材不足の課題を抱える中、元社員と協働するアルムナイ制度を導入することで、人材活用の選択肢の幅が広がりそうです。

また、最近では、元社員に業務委託を行う似たような例として、社員を「正社員」から「個人事業主」という立場に切り替えて働いてもらう「社内フリーランス」を活用する動きも見られます。この制度の意義やメリット・デメリットについては、過去記事で紹介していますので、ぜひご覧ください!


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いかがでしたか。
労働人口の減少や働き方の多様化により、日本企業がいかに労働力を確保するかという課題は続くと考えられます。「アルムナイ」というネットワークも活用しながら、業務委託する選択肢を持っておくと、人材活用にも幅が生まれ、新しい事業やプロジェクトにもチャレンジしやすくなるのではないでしょうか。
人材活用方法の1つとして、マッチングプラットフォーム『スキイキ』のサービスもチェックしてみてくださいね。

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