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「無印良品」が好調の理由は優秀な外部人材?経験・ノウハウの豊富さを武器に!

こんにちは。スキイキ広報担当です。
第一四半期が終わり、年間目標の進捗を確認している方も多いのではないでしょうか。

さて、今回は最近話題になることも多い「無印良品」に関するトピックをお届けします。無印良品を運営する良品計画が、2022年2月以降に外部から執行役員を5人採用しており、役員の3割近くが外部人材になったと言います。

本記事では、良品計画が外部人材の登用を強化する背景を探ると同時に、外部人材を活用する際のポイントを解説します。ぜひご自身の企業の人材獲得に役に立てていただければと思います。

💡『スキイキ』とは…
マイナビが運営する、フリーランス・副業人材と企業をつなぐマッチングプラットフォームです。
専門性の高いスキルや経験を持つプロフェッショナルと必要業務に絞り協働関係を築くことで、企業が抱える人材・ノウハウ不足の解決をサポート。両者の出会いを通じ、個人には活躍とキャリア形成の機会を、企業には変化の激しい時代にあった柔軟なチーム作りのカギを提供します。

良品計画が5つの重要ポジションに外部人材を活用?

まずは、話題になっている良品計画の人材獲得のどこがポイントなのかを整理していきましょう。

■ 概要:2022年2月〜6月14日時点で、外部から5人の執行役員を採用

■ 登用した人材:セブン-イレブン・ジャパンで商品本部長などを務めた高橋広隆氏(食品)、ゼネラル・エレクトリック日本法人などでの勤務経歴がある辻祥雅氏(人事)、コンサルや民泊サイト「Airbnb」日本法人での経歴を持つ長田英知氏(新規事業)、「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの元執行役員の久保田竜弥氏(ITサービス)・宮澤高浩氏(EC・デジタルサービス)

■ 目的:人材のプロフェッショナル化を進めるために外部人材を積極的に採用・また、内部人材と外部人材が一緒に仕事をすることで生まれる相乗効果に期待するため。

執行役員とは?

担当業務を見てみると、企業の要となる部門ばかりが並んでおり、そのトップに外部の人材を活用するというのは、なかなか驚く方も多いと思います。

良品計画がこのような人材獲得の動きをする背景には、2021年7月に同社が発表した中期経営計画があります。「2030年に売上高3兆円」「組織については自律やプロ化をキーワードに人材育成を強化する」といった方針を固め、その要となる商品計画やデジタルといった各分野の専門性を高める必要が出てきているのです。



外部人材を活用することで社内変革と事業課題改善を両輪で!

良品計画が外部人材活用を進める上で、大きく2点期待しているポイントがあると言えるでしょう。

【ポイント①】社内に変化を起こすことができる

まず1つめは、社内に変化を起こすこと。「無印」の世界観が好きで入社する社員が多く、一枚岩になれる強さはある半面、草食系の“仲良しクラブ”になりがちで、激しい競争に勝ち残ることは難しい」との業界の声が聞かれます。

そのような課題を解決するため、社外からプロ人材を多数登用することで、組織風土を一気に変革する狙いがあります。

外部人材は、既存の組織風土に対するしがらみ等もないため、良い意味で目標達成に向けた計画や提案が期待できると言えそうです。

【ポイント②】事業課題を改善できる

2つめは、事業課題を改善すること。各分野のプロフェッショナルを迎えることにより、事業課題はもちろん成長領域へのテコ入れを行いやすいのがポイントです。良品計画においては、サイトの利便性に遅れがあった自社ECや物流インフラなどを、ZOZO出身役員の下で強化へ向けて、機能やシステム改修を進めていると言います。

また、セブンプレミアムでの知見を食品分野に取り入れて、現在売上の約1割を占める成長領域をさらに拡大していく方針を取っています。

このように、外部人材が持つ、前職での経験やノウハウが活かせる業務を任せ、社内変革と事業課題解決に向けた動きを加速させていることが見えてきたと思います。



優秀なプロ人材をあなたの会社にも!これだけは押さえたい3つのポイント

ここまで良品計画の外部人材活用を探ってきましたが、ここからは実際に各企業・各部門で優秀なプロ人材を活用するためのポイントを解説していきます。

【ポイント①】企業理念やパーパスを明確に決める

企業理念やパーパスを明確に決めることにより、優秀な人材が集まりやすくなるほか、外部人材が入った時に化学反応が起き、相乗効果が期待できるためです。

企業には、その企業ならではの文化や風土があったりしますが、企業のメンバー全員が理解している共通認識を持っておくことが重要です。外部人材をはじめ、社会一般から見た時に、進む方向性が明確に決まっていた方が、それに共感してもらえたり、魅力を感じてもらえたりするでしょう。

過去記事では、優秀な人材の心を掴む採用方法について解説しているので、チェックしてみたくださいね。

【ポイント②】経営課題を明確にする

優秀なプロ人材に参画してもらう前には、改めて経営課題を洗い出すことが重要です。そこから、特に解決したい分野の人材、あるいは今後注力していきたい領域に明るい人材など、経営課題を明確にすることで求める人材が見えてくるのです。

【ポイント③】長期的な視点を持つ

優秀な人材に入ってもらうことができたとしても、すぐに成果が出るとは限りません。企業における仕組みを理解したり、チームメンバーとコミュニケーションを取ったり、前提合わせに時間がかかったりするからです。

そのため、外部人材が力を発揮できる場づくりや体制作りを行うと良いでしょう。そうすることで、チームメンバー一人ひとりも成長できる環境になるとも考えられます。

外部人材活用の詳細は以下のガイドブックをチェックしてみてくださいね。

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いかがでしたか。
今回は、良品計画の外部人材活用事例を紹介しながら、優秀な人材を活用するためのポイントを解説しました。良品計画を皮切りに、様々な業界で外部人材活用の動きは活発化していくと考えられます。

優秀なプロ人材とのマッチングにおいては、マイナビのマッチングプラットフォーム、「スキイキ」を使ってみてはいかがでしょうか。


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